2018年9月14日金曜日

森下幹人と秋の映画

少し秋らしくなってきたので、もう夏も終わりかと思うと少し寂しいですが、
今年の夏はたくさん映画をみたので、満足している森下幹人です。
さて、今年は秋の映画も豊作!という感じがありますよね。9月に公開されたばかりの映画といえば、
「プーと大人になった僕」ですね。これはテレビでも話題になっていましたが、あのくまのプーさんが
実写映画化?と驚いたものです。そもそも、なんでプーさんなのだろう?とも思いました。
原作は非常にゆるやかな時間が流れている感じのものですよね。絵本のプーさんが、大人になった「僕」と
どう絡んでいくのか?と気になっていました。

絵本やディズニー映画でプーさんと一緒になって、ほかのぬいぐるみたちとも一緒に遊んでいたクリストファー・ロビンが大人になり、
仕事や社会に追われていて、数十年後に再会するという話なのですが、ノスタルジックであり、
そしてプーさんのセリフ一つ一つが、大人になってから見てみると「深いな」と感じられました。
プーさんはまさにぬいぐるみといった感じで、ふわふわした触り心地がよさそうなのも可愛らしかったですね。
これは、クリストファーだけでなく、大人になってしまった自分へのメッセージも込められているのかなと感じました。
子ども向けではなく、完全なる大人にむけたプーさんの作品、という印象を持ちました。
大人になってから失ったものはきっとたくさんあるのでしょう。
子どもの頃の純粋な気持ちを思い出したい時、いま疲れているという時に観たい映画ですね。

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