2017年12月22日金曜日

森下幹人が映画「ジュマンジュ」を語る

映画「ジュマンジュ」は森下幹人にとって懐かしい映画です。
森下幹人が子供だった頃、映画は大人のための娯楽作品でした。そのため子供向けの作品は少なくジブリや国民的なアニメの劇場版がメインで、子供ながらに物足りなさを感じていたものです。正直に言えば現代はアニメ作品の劇場版が多いので今の子供達を羨ましく感じる時があります。

そんな自分にとって「ジュマンジュ」は子供でも楽しめた作品です。
物語の舞台はアメリカの自然が豊かな町、時代は1969年となります。町で大規模な靴の工場を展開している父親に反発しながらも気の弱さも持ち合わせていた少年のアランはある日、工場の工事現場で太鼓の音を耳にして古い木箱を見つけました。木箱の中には古いボードゲームがあり、アランはついそのゲームを家に持ち帰ってしまいます。家に帰ると偶然訪れていた友達のサラがいたため、アランは彼女をゲームに誘いますが「こんなの子供がする事よ」とサイコロを放り出しながらサラは拒否しました。ところがその時に盤上にあった駒が勝手に動き出し、不思議な文字が浮かび上がります。嫌な胸騒ぎを覚えたアランはゲームを片付けようとしますが時はすでに遅く、彼はゲームの中にある世界に吸い込まれてしまいました。それから26年後、ジュディとピーターという姉弟がアランの家だった邸宅に訪れた事でゲームはようやく再開するというストーリーです。

元々は絵本でしたが、アドベンチャー兼ミステリー映画となっている今作は北米で1億ドルいじょうの興行収入を叩き出しました。また最近では続編にあたる「ジュマンジュ/ウェルカム・トゥ・ジャングル」が話題になって有名です。