2017年4月14日金曜日

森下幹人は白黒よりカラーの映画が好き

森下幹人は最新作だけではなく、何十年も前に作られた古い映画を見ることも少なくないのですが、その中には白黒の作品が少なくありません。また新しい作品の中にも、監督のこだわりによるものなのか、あえて白黒で撮影した作品もたまにあります。そういう作品を見ると感じることが多いのは、やっぱり白黒の作品よりは、カラーの方が森下幹人としては好きだということです。

昔の白黒の作品の中には、巨匠として有名な監督の作品を始めとして、映画の歴史にその名前を深く刻み込むような名作がたくさんあるので、映画好きの森下幹人としては当然無視するわけにはいきません。また少ない予算で作られているために、カラーが普及した後でも白黒で撮影された作品の中には、低予算ならではの味わいを持つものもしばしばあります。

実際にそういう作品を見ていると、いい作品を見たな、面白かったな、といったような満足感が得られるのですが、それと同時に、できればカラーで見たかったな、という残念な気持ちを持ってしまうことが少なくありません。例えば海外の美しい風景や歴史的な建造物が登場するシーンなどでは、色が付いていればもっときれいだろうにとか、美しい女優さんの出演シーンでは、この人は実際にはどんな肌や髪の色をしていたのか知りたかったな、といった風に思ってしまうのです。

とは言え、これは白黒だからこそ素晴らしいんだと思えるような、光と影を見事に計算して撮影された作品も中にはあるので、森下幹人は今後も白黒の映画を時々見るだろうと思います。