2017年8月6日日曜日

森下幹人が映画が大好きだと思う瞬間

森下幹人が映画が大好きだと思う瞬間は実のところたくさんあります。
森下幹人の趣味の1つである映画館での鑑賞や頻繁にレンタルするDVDの量など様々ですが一番「大好きなんだな」と思う瞬間は作品を知らない人に教える時です。
あれは友人たちの飲み会での出来事でした。

どんなきっかけで繰り広げられた話かは忘れましたがある悪友の寝相の悪さについて酔っ払いながら盛り上がった時です。その悪友は寒い時期になると湯たんぽを入れるタイプですが寝ぼけて他人を布団に引きずり込む癖を持っています。なので起こす時は毛布かぬいぐるみを持ってそれらが引きずり込まれたのを見届けてから起こすというシチュエーションが自分たちの中での常識ですが、それについて思わず「いつも思うけどザ・グリードのミミズみたいな感じだよな」と言ってしまいました。

とっさに「しまった」と思いましたが、周囲の反応はきょとんとしていたので安堵しながらも「ザ・グリード」について教える事になりました。その時不謹慎ながら胸がワクワクした気持ちを感じて「映画が好きだな」と思えたのです。自分の好きなものをたくさんの人に共有してもらえるのは幸せだと感じており、なおかつその人がその作品を好きになってもらえたなら最高です。

ちなみに「ザ・グリード」は水中の怪物に襲われた豪華客船を舞台に繰り広げられるパニックホラー系のアクション映画ですが、物語では水中の怪物は古代から生き残った大きなミミズだと仮定されていました。また怪物の人間の襲う方法は胴体をくねらせて巻き付いたり口で丸呑みして体液を絞ったり等です。さらに余談ですが酒の席でこの事を教えたら話はますます盛り上がりました。