2017年11月8日水曜日

森下幹人は映画の見どころを見つけるようにしている

映画好きを自負する森下幹人としては、どのような作品にも良いところがあるという信条の下、つまらないとされるものでも、見どころを見つけようとします。
確かに見ていて退屈であったり、話の流れがおかしいあるいは稚拙に感じる作品はありますし、あまり評判の良くない作品はそれなりの理由があったりするものです。

しかし、悪い部分に目を向けるのは簡単ですから、その中でも良いところがないか考えながら見ていると楽しむことができます。
じっくり見ていれば必ず見どころは見つかりますし、そのようなシーンは監督が何かを表現したかったのだなと感じさせる部分ですから、そこを見つけた途端に急に面白い作品に見えてくることも少なくありません。

全体としては出来がいまいちだったと感じたとしても、監督の意図を感じさせるシーンを理解することができれば、このようなことを表現したかったのだろうなと、想像をする余地が湧いてくるのでそれはそれで楽しかったりするものです。

もちろん、映画好きの森下幹人といっても全ての作品を面白いと思って見られるわけではありませんし、教育映画のようなものであればそもそも教育が目的なので作品としての面白さを重視しているわけではないので、さすがにこのようなものであれば面白くないと感じてしまうことはあります。

しかし、それ以外の大衆向けに作られたものでしたら、必ずどこかに見どころがあると思っているのでそれを頭に入れながら見ていると結構楽しめるものです。