2018年1月31日水曜日

森下幹人が好きなたボクシング映画

森下幹人に限らずボクシング映画と聞いて、まっ先に浮かべる作品はロッキーシリーズではないでしょうか。
ボクシングに興味がない、ロッキーシリーズに興味がないという人であっても知っているほどで、とにかく知名度は抜群です。
もちろん、有名なだけでなく内容も素晴らしい作品ですから、何度見ても飽きることがありません。

森下幹人は映画作品を見るときにはそのバックグラウンドも調べることがあるのですが、このロッキーは非常にドラマチックな話があって、それを聞いて余計に好きになってしまいました。
ロッキーはスタローンが一躍スターダムにのし上がった作品なのですが、実は脚本を書いたのはスタローン本人でした。
食べるものにも困っているほどに売れなかったスタローンが、自分が出る作品は自分で書けば良いと作り上げたのがロッキーだったのです。

脚本を気に入った制作会社は脚本を買い取ろうとしますが、スタローンは自分が出演しない限りは売り渡すことはできないといいました。
当時の貧困生活を送っていたスタローンからすれば目玉が飛び出るぐらいの金額を提示されたにもかかわらず、それを全て拒否して変わりに格安の出演料で主演を勝ち取ったのです。
そして、スタローンはロッキーの話さながらにそこから一躍大スターとなったわけですから、この作品は単なるボクシング映画として見るだけでなく、スタローンの栄光の軌跡としてみても面白い作品であるため、それを知っているとより感慨深くなります。