2016年7月1日金曜日

森下幹人は映画を沢山見ているけれど

森下幹人は映画が好きなので、普通の人よりは見ている量も多いと思うのですが、割と原作はあまり見なかったりするものです。
大なり小なり違いがあるにしても、話の方向性は一緒ですからどちらか片方だけ見れば十分かなという気になってしまいます。
また、本を読むのは嫌いではないのですが時間がかかってしまいますので、それならその分だけ映画を見たいということになってあまり原作を読む機会がありません。

しかし、最近原作を見てショックを受けたものがあるのですが誰でも知っているであろう風の谷のナウシカは、映画と原作では話が全く異なるので驚きました。
正確には原作の前半部分で映画の話が終わってしまっているという感じで、原作の途中で制作されてあの形になったのか時間に収めるためにあの形になったのかはわかりませんが、今まで見ていたのは序盤も序盤だったので驚いてしまったのです。
おそらくほとんどの人も原作を読んだことが無いのでしょうから、これほどまでに深いストーリーがある話なのかと思うと見方が全然変ってくるのではないかと思います。

原作から入って劇場版を見たというのであれば、物足りなさを感じてしまうかもしれませんが森下幹人のように逆パターンだとその世界観に圧倒されるのでお得感があったりします。
原作のほうが知られていないというケースであれば、このような意外性を感じることができるというのも原作を知る楽しさというところかなと思います。

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