2016年4月9日土曜日

森下幹人が香港映画にはまったきっかけについて

森下幹人は中学生の時、希望する高校に入学するためには少し学力が足りないと言われたことがありました。どうしても希望する高校に入学したかったので、深夜を過ぎてからも勉強をするようにしました。途中で疲れたので休憩をするために、何気なくテレビをつけたとき、そこには見慣れない俳優が出ていました。言葉もわかりませんでしたが字幕がついていたので、それが外国映画だということがわかりました。言葉がわからないのに、主演俳優の男性は目で物を語るような演技をしていたので、すぐに惹かれてしまいました。そのまま時間を忘れて映画を見終わったときには、深夜3時を過ぎていました。森下幹人はそれまで芸能界に興味がほとんどなく、テレビも親がつけている横で何気なく見ている程度でした。しかしその作品を見てからは、今までとは違った気持ちが心の中で湧き上がってきたのを実感しました。次の日、学校に行って、映画に詳しい友人に見た内容を話したところ、それは香港映画だということを教えてくれました。香港ではトップを誇る人気俳優で、日本にも熱狂的なファンがいることを知りました。日本人俳優にはない、感情を込めた演技をすることで定評がある俳優らしく、友人がその俳優が出演している別の作品のビデオを貸してくれました。それからは映画に夢中になってしまい、勉強をする時間を割いてまでテレビの前に座るようになってしまいました。ただ、短時間で勉強を済ませたいという強い気持ちがあったおかげで、効率よく勉強することができ、無事に希望していた高校に入学できました。